少女マンガパワー!展
去る20日。川崎市市民ミュージアムにて開催中(3月30日迄)の『少女マンガパワー!』展へ行って参りました。
今や『マンガ』が世界共通語となるほど、世界中で人気を博している日本の漫画ですが、近年は殊更『少女漫画』への注目度が高まっているらしい…。
漫画に於いて、これほど豊かなバリエーションを持つ国は、日本以外にないそうです。
そんな日本の少女漫画形成に多大な影響を与えた、漫画家23人の原画及び複製画等を展示した『少女マンガパワー!』展が、二年間の北米巡回を終えて日本へ凱旋して参りました。
展示は作家のデビュー順。巨匠・手塚治虫先生〜よしながふみ先生と、その漫画史の移り変わりが一目瞭然で分かる仕組。
入館早々、作品の美麗さに目を奪われました。
もうね、うっとりなの。その描き込みの細かさときたら「これぞ正真正銘!ザ・少女漫画」といった感じで(笑)
だけど目の前にある“それ”は、紛れもなく“芸術品”でした。
原画展ではないので、半分位は複製だったと思うんですが、それでも池田理代子先生のオスカル様(ベルサイユのばら)や、山岸凉子先生の厩戸皇子(日出処の天子)等の力作を前にすると、そのド迫力に圧倒されたのでした。
いや〜素晴らしかった!
懐かしさで少女時代へと逆行中のN耳。壁を回り込んだところで、くらもち先生の作品と遭遇し、ハッ!と我に返りました。何しろこちらは現在進行形なものですから(笑)
で、気付いたのが麻子(いつもポケットにショパン)のドレスの色(こちらは原画)イラスト集とかなり違う。
退色なのか、印刷による原作との差異なのか…
そこで有効手段と成り得るのが、竹宮惠子先生提唱の「原画'(ダッシュ)」なんですね。
「原画'(ダッシュ)」は、版下(原画)に残る下絵や修正の跡・印刷指示等までも忠実に残した複製とでも言いましょうか…「なんで原画が二つあるの?」てなくらい、そっくり。
それによって原画は数々の危険から守られる。と言う事です。
過去には原画の損傷や紛失などいう憂き目に遭われた作家さんも多かった様で…是非ともその保全には力を注いで欲しいものです。でないと日本はまた大切な財産を失う事になるでしょう!
たかが漫画、されど漫画。更なる地位の向上を願います。
ところでこの『少女マンガパワー!』展、川崎の方は30日で終ってしまいますが、その後は
「新潟市新津美術館」4月12日〜
↓
「京都国際マンガミュージアム」7月19日〜
↓
「横山隆一記念まんが館」9月6日〜
と続きますので、お近くの方は足を運ばれてみては?
その際、資料的価値も高い「図録(1,500円)」もオススメしておきます。くらもち先生他10人の作家インタビューも載ってます。
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コメント
わ、京都で開催されるのなら見にいけます!
関東じゃ無理だと諦めてました。
うれしいな~。
今から楽しみです。
教えてくださってありがとう~~♪
投稿: short | 2008.03.28 01:21
#shortさん
7月には未だちょっと間がありますが、ぜひ!
shortさんなら絶対楽しめると思いますよ(^^)
出来ればイベントのある日に行けると良いですね
ちなみに私は「天コケ」上映日に合わせて行きました。もう何回も見たし、DVDもあるのに…(笑)
けどやはり、大きなスクリーンは違いますね♪
投稿: みみ@管理人 | 2008.03.28 11:00
美術館の展示として、しっかり企画・構成されて
いたのがうれしかったですね。
K先生の位置が気に入らなかったですが(笑)
何気にペンがあったのはうれしかったな。
ヤボ用お手数かけました。。。
あ、これもピンクだ!
投稿: P | 2008.04.12 13:58
#Pさん
我が国の文化として胸を張れる
と感じられたのが良かったです。
>位置が気に入らなかった
あそこで現実世界に戻って来ちゃったのは
展示位置のせいもあったんですかね?(^^;)
>これもピンクだ!
私も思ったですよ(笑)
ピンク?いくらなんでもベタ過ぎじゃね?
と、図録を手にした時は、そう思ったんですが
ピンクの秘密を知ってからは「ありだ!」と(笑)
投稿: みみ@管理人 | 2008.04.13 13:00